CI/CD Conference 2023 前夜祭 (前夜ではない)を開催しました
CI/CD Conference実行委員です。
2023年2月27日にCI/CD Conference 2023 前夜祭(前夜ではない)を開催しました。本エントリーでは個別のセッションの内容について軽く触れたのち全体的な様子をお届けしたいと思います。
GitHub self-hosted runner を利用した独自の CI プラットフォームの開発と運用
株式会社 MIXI 多羽田 俊さんによるGitHub self-hosted runnerの活用事例です。
コストがかさみがちなiOSアプリのCIを対象に、GitHub self-hosted runnerを中心にさまざまなソフトウェアを組み合せて対応した事例を解説いただきました。
Terraform管理下のマネージドリソースとk8sリソースを一元的にGitOpsするまでの試行錯誤
ソフトバンク株式会社 三改木 裕矢さんからパブリッククラウド上のマネージドサービスが提供するリソースとKubernetesのリソースのGitOpsを一元管理する方法を解説いただきました。Terraformの実行をKubernetesのリソースとして管理するWeave GitOps Terraform Controllerの活用事例です。
オンプレミスk8s基盤をまるごとVMで仮想化した検証環境とその活用
サイボウズ株式会社 山下壮樹さんより、サイボウズの新インフラ基盤 NecoのCIについて解説いただきました。テスト用に立ち上げた仮想的なデータセンター環境(dctest環境)とその活用方法を説明いただきました。
全体的な様子
CloudNative Days関連イベント初参加の方も多くいらっしゃる中で、非常にレベルの高い3つのセッションが展開されオンライン、オフライン共に盛り上がったと思います。運営としても想定していた以上に高いレベルの発表があり、驚きの声が上がっていました。
本編は3月20日に予定されています。本編も今回に負けず劣らずのセッションばかりですのでご期待ください。
CI/CD Conference 2023の参加登録は下記ページからお願いします。是非ご参加ください。
配信についてのお詫び
当日の配信に際しては独自の配信基盤での配信予定でしたが、トラブルがあったため、YouTube Liveでの配信に切り替えといたしました。当日はお騒がせしてしまい申し訳ありませんでした。YouTube Liveに切り替えた旨についてはできる限りの告知は致しましたが、連絡が届かなかった方もいらっしゃるかもしれません。
少々お時間をいただくことになりますが、CloudNative DaysのYouTubeチャンネルにセッションの録画内容をアップロードいたしますので、お待ちください。